作:DQ2冒険の書さま

 

ラダトーム城についた僕達は国王に謁見しようと玉座へ向かったのだが、
そこに王の姿は無かった。玉座のそばにいる兵士の話によるとハーゴンを
恐れるあまりどこかへ隠れてしまったらしい。ハーゴンの脅威は人々の
心にまで迫ってきているということを改めて感じさせられた。
一刻も早くハーゴンを倒して人々が安心して暮らせるようにしなければ。
僕達はラダトーム城をあとにし、伝説のロトの剣が眠るといわれている
竜王の城を目指した。
その昔、竜王を倒し世界を救った勇者の時代に船はまだなかったという。
だから、ラダトームから竜王の城へ行くには大変な道のりだったらしい。
今は船ですぐに往復できるのだから便利な世の中になったものだ。
竜王の城はかつて魔物たちの巣窟だっただけあってミイラ男、ゴーゴンヘッドなど
の手強いモンスターが僕達に襲い掛かってくる。
それらをなんとか振り切り最深部と思われる場所にたどり着いた。
そこには…、かつて世界を脅かした竜王のひまごがいた。
僕達は一瞬警戒したが、竜王に敵意はないらしい。
それどころか、ハーゴン討伐のための貴重な情報を提供してくれた。
時代は変わったものだ。そして、何が正義で何が悪であるかは
種族によって決まるものではないのだなとふと思うのであった。
竜王の城の中心部にロトの剣は眠っていた。長年眠っていたにもかかわらず
手にした瞬間、勇者ロトの力が自分に伝わってくる。
僕達にとってまた心強い味方が増えたようだ。

 

 
 


竜王から5つの紋章のことを聞いた僕達は紋章を集めるために世界を巡ることにした。
まずたどり着いたのが漁師の町ザハン。この町の男性はみな漁師になるため
漁の時には町には女性と子供しかいなくなるようだ。
町の中に犬が一匹、僕の袖を引っ張りながら吠えた。
何かを伝えようとしてるんじゃないかと思い、
その犬が示した場所を探ってみると、なんとそこには金の鍵が。
これで今までいけなかった場所へもいけるようになるぞ。
それにしてもなぜこんなところにあったんだろうか。
ザハンには神殿があってシスターに入ることをとめられたのだが…、
やっぱりちょっと気になるのでこっそりと覗いてみることにした。
バリアのダメージを受けながら回復魔法で突き進む、かなり強引な進み方だ。
ようやく何かありそうな場所へたどり着いたけど、鍵がかかっていて
中には入れなかった、残念。機会があればまた来よう。

次に行ったのはデルコンダル城。この城の王様は大の格闘好きらしく
モンスターと戦わせて、それに勝利した者に褒美を取らせているらしい。
なにか情報が得られるのではないかと思い、僕達も挑んでみることにした。
出てきたモンスターは、キラータイガー。恐ろしい相手である。
まず僕がロトの剣で切りかかり、王子はギラで援護射撃、王女はマヌーサで
キラータイガーを惑わせようとした。王女のマヌーサは効いたのだが
王子のギラは効かなかった。そしてキラータイガーの鋭い牙が王女に襲い掛かる。
一撃で王女は重傷を負ってしまった。
僕は早く決着をつけなければまずいと思い、素早く攻撃に出る。王子はホイミで
王女をカバーし、王女はラリホーを唱えた。しかし、キラータイガーには効かない。
だが、王女のマヌーサのおかげでキラータイガーは誰もいないところへ攻撃をしてくれた。
そして次の僕の攻撃でなんとかキラータイガーを倒すことができた。
王様には満足してもらえたらしく、褒美をもらえることになった。
そこに出てきたのはなんと月の紋章。こんなに早くに紋章が手に入るなんて。
残る紋章はあと4つ。僕達は次の紋章を求めて出発した。
それにしても武器屋の親父さんが大事そうに持っていたガイアの鎧、
こっそり持ってきちゃったんだけど、いいのかなあ…。まあいいか。

 

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