作:DQ2冒険の書さま

 

ムーンブルク城はなんとも酷い有り様だった。
建物もボロボロでそこに残るのは人々の無念のみ。
ムーンブルク王の魂が王女が犬にされてしまったということを教えてくれた。
そしてラーの鏡を使えば王女を元に戻すことができるということも聞いた。
ラーの鏡を手に入れなければ。
ムーンブルク城で言われた場所を探し、ラーの鏡を手に入れた僕達は
一度ムーンペタの町へ戻った。そこで、ふとあることに気づいた。
この町にいた犬、あれが王女ではないだろうか。
僕達は緊張しながらラーの鏡をムーンペタの犬にかざした。
すると、鏡は砕け散り目の前にはムーンブルクの王女の姿が。
こうしてムーンブルクの王女が仲間になった。
やっとロトの血をひきし者3人が揃うことができたのだ。
1人だとくじけそうなときもあるだろうけど
3人だったらこの果てしなき世界をどこまでも歩いていけるような気がする。
ムーンペタでうわさに聞いた風のマントを手に入れた僕達は北西のルプガナの町を目指した。
ムーンブルク西の祠を抜けて広大な砂漠を通り、ドラゴンの角と呼ばれる
2つの塔の南側に到着した。この塔の上から風のマントを身に付けて飛ぶと
河を越えて北側へ行くことが出来るらしい。
塔を昇る途中足を踏み外し一度1階へ落ちてしまった…。
今度は慎重に昇り塔の上から風に乗って空を飛んだ。そしてうまく河を越えることができた。
さあルプガナは目の前だ。

 

 
 
港町ルプガナもムーンペタと同じように活気のある町だ。
そして港町だけあって変わった人も多いようである。
町を歩いているとバニー姿のお姉さんに声をかけられた。
「ねえ、あたしって かわいい?だったら ぱふぱふ しない?」
僕は王女が後ろからにらんでいるのが怖くて…、
い、いや、大切な使命があるのにそんなことをしている場合ではないので
丁重に断った。
街はずれにある広場に行くとなにやら少女がグレムリンに襲われている。
助けなくては、と思い僕達は魔物たちに勝負を挑んだ。
王子はマホトーンで敵の呪文を封じ込め、王女はマヌーサで敵の攻撃を封じた。
僕は2人の盾になるよう敵に切りかかる。
そして王女のバギと僕の鋼鉄の剣によってグレムリンたちを退治することができた。
少女はこの街の船主の孫娘だったらしく、船主は僕達にお礼に船を貸してくれた。
これから世界を回る僕達にとって船は心強い味方だ。ありがたく使わせていただくことにした。
僕達はまず僕達の第二の故郷とも言えるラダトーム城をめざし海原を行く。
 

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