ＨＰは約４５００ｐ。
攻撃してもなかなか撃破出来ないくらいの高いＨＰ、自然と泥沼の長期戦に引きずり込まれます。
そして、「眠り」や「もうどく」や「麻痺」など、さまざまなステータス異常を引き起こす「息攻撃」、
隙あらばと狙ってくる「痛恨の一撃」。
そのなかでもこの深緑の巨竜の一番の特徴は「身も凍りつくようなおぞましいおたけび」。
こちらのＨＰが少ない中、「防御不可能」という特徴を持つこの攻撃はまさに、身も凍るような思いがします。

さまざまな息攻撃でのステータス異常を防ぐため、全員に「スーパーリング」を装備させます。
ヤンガスの「かぶと割り」で守備力を下げ、主人公は「だいぼうぎょ*1」で壁役に。
ククールは回復に専念し、ゼシカは「グリンガムの鞭」で「バイキルト」＋「双竜打ち*2」で攻めていきます。

堂々たる風格。って深紅の巨竜と色が違うだけやん。
でも赤と緑では趣が違うでしょ？

「ピオリム」を使用すると同時に「スーパーリング」を装備し迎撃体制を整えます。
「スーパーリング」は、さまざまな息の攻撃を完全に防ぎます。
しかし、油断は禁物。

「身も凍りつくようなおぞましいおたけび」は、防御行動・「だいぼうぎょ」さえも突き抜けて、ダメージを与えて来ます。
これと通常攻撃の組み合わせで何回死人が出たか…

普通は『賢者の石*3を一回使用しダメージを相殺する』っていうのが攻略法なのですが、実はこれだけでは少し回復が足りません。
このＬｖ帯での攻略では、その少しの回復不足が命取りになります。
それを補うために「賢者の石」を２人（２回）使用し、完全に回復させます。
この収録では、いつもよりパーティー立て直しに手間取り、深緑の巨竜の持つ「４４００ｐ」のＨＰを削っていくのに苦労しています。

今回は竜神王・深紅の巨竜・深緑の巨竜での激しい猛攻が効いたのか、いつもより早く、ククールのＭＰが底をつきました。
『えっ！ククールのＭＰがもう底をつくのか！？これは苦戦必死だぞ…』
心の中で驚きつつも、「エルフの飲み薬*4」というアイテムを使い、ＭＰを補給。

後半へ向けて気合を入れなおし、深緑の巨竜を撃破。

＜用語解説：各ページの最後にこうしてまとめたり、呪文名のあとに()付けしたりしております。未プレイの方でも、ここを参照しながら読んでいただければ楽しめると思います。ここはFFDQ選対員が担当しています＞

*1　だいぼうぎょ　１ターンの間だけ、防御力が上がる。
*2　双竜うち　１ターンで２度攻撃するムチの技。DQ8では、それぞれのキャラによって使える武器の種類が決まっている。ムチはDQの伝統的に女性の使う道具らしい。他のキャラ特有なものには、主人公のブーメラン、ヤンガスの斧、ククールの弓などがある。
*3　賢者の石　味方全員のHPを回復してくれるアイテム。
　　　　戦闘時であれば、何度でも使える（戦闘をしていない時には使えない）。
*4　エルフの飲み薬　味方ひとりの魔法力(MP)を完全回復するアイテム。
　　　 HPは魔法で回復可能&回復アイテムも数種類あるが、MP回復アイテムは種類も少ないので貴重品。
　　　 HPは敵から攻撃を受けると減るが、 MPは魔法を使うことによって減ってゆく（稀にMPを奪う敵もいる）。
　　　 また、魔法は使うものによってMP消費量が違う。