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「しゃくねつの炎」を吐きパーティー全体を紅蓮の炎に包み込む一方、
無防備なときにもらうと確実な死をお約束する「痛恨の一撃」を頻発する紅色の竜。
それが深紅の巨竜。
しかし、撃破するのに一番厄介なのはなんといっても「ジゴフラッシュ」。
こちらの攻撃のミスを誘発するこの攻撃は、攻撃手段の変更を強います。そこで…

普通に戦闘が進むのであれば、ヤンガスの「かぶと割り」で守備力を下げたあと、ゼシカの「バイキルト」＋「双竜打ち（１ターンで２度攻撃する）」でダメージを与えていきます。
しかし、手ごわいのは「ジゴフラッシュ」。
これを受けると、全員に「マヌーサ（視界にもやがかかったようになる呪文。攻撃があたりにくくなる）」がかかり、防ぐ手段がなく物理攻撃に支障が出ます。
そこで登場するのが「竜神王の剣」。これを主人公…ではなく、ゼシカに持たせています。

堂々たる風格。低レベル攻略において、じつは巨竜たちの中では強い方に入る深紅竜。
攻撃の種類が少ない為に、「痛恨の一撃*1」が頻発します。
このＬｖ帯では、無防備の場合一撃死なので、行動選択に慎重さが求められます。

戦闘スタート。
こちらもゼシカの「ピオリム（仲間全ての行動が素早くなる呪文）」、「炎の盾」を道具で使用して炎バリアを張り、迎撃体制を整えます。
と、深紅竜は初手でいきなり「ジゴフラッシュ」！！

『おお、きたぞ〜、やけに張り切ってるじゃねえか。こいつも収録しているせいなのか？』

これで物理攻撃はしばらくあきらめて、ここで登場するのが「竜神王の剣」。
「竜神王の剣」は道具で使用するとなんとＭＰ消費無しで「ギガデイン（本来は勇者しか使えない超強力呪文）」の効果が！
ＭＰ節約がかぎとなる８連戦。ＭＰ消費を抑えられるアイテムは助かります。
ゼシカが「竜神王の剣」をふりかざし、「ギガデイン」で攻撃！

ところどころ死人を出しつつも、ククールのおかげでパーティー崩壊は避けられ、深紅の巨竜を撃破。

＜用語解説：各ページの最後にこうしてまとめたり、呪文名のあとに()付けしたりしております。未プレイの方でも、ここを参照しながら読んでいただければ楽しめると思います。ここはFFDQ選対員が担当しています＞

*1　痛恨の一撃：通常時よりも激しくダメージをうける攻撃。味方が敵に対して出すと「会心の一撃」となる。会心は嬉しいが痛恨は憎い（当たり前ですね）。この竜の場合、もともとが強い上に出すので始末におえない。