「今日はいろいろな人に会えて楽しかったな〜、なあガボ?」
「うん、おいらとっても楽しかったぞ。アルスは?」
「………僕は、僕は早く逃げないと……。まさかあそこで見つかるとは思わなかったんだ……」
234 名前: アルスたん(;´Д`)ハァハァ 投稿日: 2002/07/20(土) 11:51
           ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           ( ´Д` ) < アルスたん、みつけますた!(;´Д`)ハァハァ…
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    / /   .  / ./.    (゚д゚) <マスタ
    / ./     ( ヽ、    ゚(  )−
   (  _)      \__つ   / >
「あはははははっっ アルスも苦労してるんだなっ」
「モテる男の苦しみという奴かい? それでさっきは、JBBS会場からすぐに逃げたんだね」
「キーファ、笑い事じゃないんだよ。カシムさんまで〜〜〜」
「と、とにかく、僕は早く帰るね。ガボはどうする?」
「おいらはどうしようかな。キーファはどうするんだ?」
「そうだな、ジャンが来るかもしれないから、最終日までこっちにいるよ。
ジャンにはライラの事を報告したいんだ」
「ああ……ライラはもともとジャンの婚約者だったもんね」
「早く帰りたい気もするけどな。ライラも待っているだろうし」
微妙にのろけられた気がしないでもないアルスだった……
「メルビンはどうするんだ?」
「そうですな、一緒に帰りますか。カシム殿はどうされるのか?」
「決勝後のバトロワには、予選通過できなかった漢も来るのだろう?
私はザジを待つよ。姉のネリスが出奔したザジを思って寝付いてしまったと
伝えなくてはならないからな」
カシムの思い人ネリスの青白い顔を思い出し、アルスが慰めの言葉を口にしようとした時、
「おぉ、これは皆さんお揃いだな」
豪快な海賊、シャークアイがやってきた。
「あっシャークアイ、アニエスは大丈夫なのか? 寝室から出られないんだろ?病気か?」
「病気………??  ああ、いやいやすまんすまん。大丈夫だ。心配はいらないさ」
ぽんぽんっと頭に手をやられ、ガボはちょっとむくれた。
「おいら、子供じゃないぞっっ」
「す、すまなかったな」
「そういえば、シャークアイ殿は、何故直接会場に行かれたのかな?」
メルビンの言葉に、シャークアイはゆっくりと答えた。
「ああ……、カシム殿とキーファ殿とゆっくり話す時間が欲しくなかったのだよ」
???。カシムとキーファは顔を見合わせた。
「私は貴公とは初対面だと思うのだが……」
カシムの言葉にキーファもうなづく。
「それはそうだが……おふたりがコスタール王の最期を御存知ではないかと思ってな。
それを耳にしたくはないが、一緒にいれば尋ねてしまうだろうと。この時代では、彼の
事はわからないが、もしかして過去に生きるおふたりは何か御存知かもしれないだろう?
私は友の事を知りたいような知りたくないような、そういう複雑な気分だったのだよ」
「コスタールってどこですか?」
「コスタール? 確かダーマのそばの国ですが…… あの国について私は詳しくありません
からわかりませんね」
キーファとカシムの言葉に、シャークアイは「ほうっ」と大きな息をはいた。
「おふたりとも御存知ではなかったのか。それは取り越し苦労をしてしまったな。
それでは私は決勝後のバトロワとやらを待つとしよう。コスタール王が来るかもしれないからな」
その場になんとなく和やかな空気が吹いた……が。
「いけない、僕は早く帰りたいんだった」
アルスが慌てて身支度を始めた。メルビン、ガボも行動を共にする。
「じゃ、じゃあな、キーファ。もしバーンズ王が来られても逃げないでくれよ?」
「あ〜〜……そうだな。そうするよ」
どちらともなく手をだし、堅く握手する。恐らく、今生の別れだろうとわかっているから、
あえてアッサリ手を離す……。
「また、いつか」
「ああ、また、いつか、な」
また、いつか。いつか、また。
FFドラクエ板に、最燃えの炎が灯る時まで。
エデンの戦士たちチームは、散会した。
今日この場に集ったほとんど全てのチームが、散会してゆく。
残るのは、3つだけ。
マッシュ、5主人公。そして……・・・・??
<end>

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