1.オープントレイバグとは?
PS2版DQ5で発覚したゲーム至上最大級のバグです。
普段プレイステーションのゲームではディスクを挿入してゲームをするのですが
電源ボタンの下のトレイボタンを押せば、ゲーム中でもディスクを取り出すことができます。
大抵のゲームでは、ディスクを取り出した時点でゲームが進められなくなるのですが
DQ5ではディスクの読み込みを必要とする場面が少ないため、トレイを開けたままでも
ゲームを進められるのです。
ちなみに読み込みを必要とする瞬間は
A.イベント
B.フィールド⇔町・村・ダンジョンなどに出入りしたとき
C.モンスターが出現した時
D.馬車の仲間と並び替えをしたとき
E。地図を開いたとき
です。なのでレベルが十分上がっていて、聖水またはトヘロスを併用(どちらも弱いモンスターが
でなくなる)すればトレイを開けたままでも自由にフィールドを歩き回れます。
是非試してみてください。

ここでトヘロス(聖水)は絶対必要です。なぜならトヘロスがなければモンスターと遭遇し
Cの条件に引っかかってしまうからです。
またDQ8では当然この失態は反省され、トレイを開けた瞬間に「DQ8のディスクが入っていません」
と怒られてしまいます。


2.オープントレイバグを使ってみよう!
では、モンスターが出現しないようにした状態でトレイを開けたままフィールドを歩き続けてください。
東西南北どこでも良いのですが、とにかく一方向に定め、そのまま歩き続けるといつしか真っ暗闇の画面が出てきます。
これは単純なように見えるかもしれませんが、すごいことです。恐らく、ディスクから一度に読み込める範囲が決まっている上に、それを超えて動けることを
想定されていないことによるものだと思われます。
このとき、なんと真っ暗闇の画面の上にも乗ることができ、さらに自由に動けます。
また、この真っ暗闇の上でもちゃんと歩いただけ移動したことになるので、山岳や海など普段は歩けない
ところを無視して、世界中を歩けます。トレイを閉めてしばらく待てば、ちゃんとマップが再読み込みされるので
これで普段はいけない場所へでもたどり着くことが出来ました。
例えば、少年時代ではたどり着けないオラクルベリーという町へも、父と一緒に訪れるアルカパと言う町のそばでトレイを開け、
南西方向へ20秒くらい歩き続けてトレイを閉めれば、なんとその真ん前にたどり着いているのです。
言葉で説明すると難しいように見えますが、簡単なので試してみてください。


とりあえず画像を載せておきました。これを参考にしてみてください。
▼この画像に写っているのはアルカパと言う町です。ここから海を挟んだ南西の町を目指してみます。


<<1アルカパ.jpg>>

まずトレイを開けて、レベル10以上でトヘロスを唱えてください。
そこから西へ向かうと・・・
▼真っ暗闇な場所が出てきました。この間ずっとトレイは開いています。
<<2南西へ.jpg>>
さらに暗闇の上を歩き続けます。まったく目印がないのでわかりません。あとは勘ですw
地図を開ければ良いのですが、残念なことにEに引っかかりディスク読み込みを要求されます。
▼適当なところで止まってみます。

▼ここでトレイを閉めます。
<<4トレイを閉めたら・・・.jpg>>
無事運良く南西の町へたどり着けました。ちなみに目測を誤り運悪く場所を外すと
海の上についてしまいます。
▼このように・・・

ちなみにこのとき海上を自由に歩けます。これはこれで楽しいかもしれません。
ただし、海上から陸へは上がれません。再度オープントレイで陸地に戻るか、ルーラ(飛空移動呪文)などで
飛んでください。また運が悪ければ、トレイを閉めたとき山にめり込んでいたりします。
このときは身動きがとれないのでルーラかキメラのつばさで飛ぶしかありません。
▼辿ったルート


ルートを示してみましたが、3番目はおおよその位置ですし、ルート自体もおおよそです。なにしろ暗闇では 
自分の位置が正確には把握できませんから・・・。
暗闇の中ならば、通常であれば絶対に歩けない海だろうと山だろうと関係なく歩いていけるのが、このバグ技の面白さでもありますね。 3.世界各地を自由に旅できることによって起きる現象は? この技で海を無視し世界中を歩き回れるようになったことで完全にゲームバランスが崩れました。 例えば、ビアンカ、フローラという花嫁候補から一人を選ぶのが正当なゲームシナリオなのに 二股をかけてこの二人をずっと連れて旅することが出来ます。 それどころかゲーム中で死んでしまったりして別れてしまうが4人ほどいるのですが、全員を連れて最後まで遊ぶことさえ出来ます。 これはDQ5をプレイしたことがある人なら夢のような出来事で、FFDQ板の専用スレでは相当盛り上がりました。 その他通常では絶対に入ることのできないスクエニ開発局がゲームテストのために用意した特別室(通称デバッグルーム) に入ることや面倒なイベントのすっとばし、海の上を歩くなど本当に色々なことが出来ます。 このオープントレイによる沢山の副産物が、このバグの真の魅力なのです。 ただし、それとともに普段では考えられないメンバーが存在することなどによりフリーズする場面が沢山出てきます。 この回避などの色々なルートの編み出しも皆の遊びの目的のひとつとなりました。 これは、ちょっと細々したことになるので、興味がある方は下のサイトを覗いてみて下さい。 また現在ではdat落ちしてしまいましたが、オープントレイバグ専用のスレもありました。 4.これによる不都合は? まず先に言ったとおり、いくつかでフリーズするポイントがあります。なのでこまめにセーブをとっておきましょう。 またこれを使用したことでディスクが傷ついた、メモリーカードが壊れたと言う報告はありません。 ですが、保証はできないので自己責任でお願いします。ただし、既に数百人は軽く使ったことがあるので 大丈夫だと言っていいレベルでしょう。自分としても、はちゃめちゃなデータをいくつもセーブしていますが メモリーカードは何もありませんし、ディスクも全く傷ついていません。
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