◆ タイクーンで推定600万人!放置すると様々な症状 ◆
BUTS(バッツ)症候群は王室いんこう科(タイクーン城内)院長のギルガメッシュ医師がつけた病名である。どういう病気なのか。同院長によると「無自覚なうちに炎症が起こり、進行具合によって様々な症状が発症します」とのこと。
王立医学会で認められていない病気であるが、同院長によるとタイクーンでの患者数は推定600万人。これだけ流行していれば各人何がしかを自覚するはずだが、気づかないのは燃え感情と萌え感情が同時に生じるからだという。
「この状態を放置しておくと脳全体の血液循環が活性化し、自律神経活発症、そう状態などさまざまな症状が表れてきます」。原因は「バッツと旅に出たり、亀をツツいたり、長時間バッツと語ったりして、バッツに萌えや燃えを感じることです」と指摘する。
つまり、バッツとの冒険を繰り返すと上気道の炎症が慢性化し、徐々に耳管の狭窄が起こり、季節に関係なく一気に発症するという。「バッツの事を知る人で理由もなく旅に出たがる、新しい職に就きたがるといった症状が続けばBUTS症候群の疑いがあります。耳管の通気状態を調べれば診断できる」と同院長。
BUTS症候群では、領収書名を間違えてバッツにしてしまう、目覚めが良すぎる、動悸・息切れ(ハアハアが止まらない)、体が熱いなどの自律神経活発化症状や、チョコボやカメに敏感になる、ワクワクする、やる気がありすぎて転職したがるなどの精神症状が起こる。
主な症状によって、自律神経活発症、方向音痴、そう病、パニック障害、心身症、、頸肩腕症候群、慢性疲労症候群、単なる暑がりなど様々な病気と間違われる。
同院長によると、BUTS症候群は耳管の通りをよくする治療と燃えすぎを避けるよう生活習慣を改めることで改善するという。
「BUTS症候群の症状は他の病気と非常によく似ていますが、他の病院で間違って診断された患者さんも私の治療と指導で改善します」と院長はいう。
◆台詞屋(せりふや)フィクションライター。著書に「海賊の商法」「ガラフに見放されたガンが治った!」や「1から始める支援作成」などがある。ここ数年は主に2ちゃんねるにおけるトーナメントで執筆活動を続けている。萌え燃えジャーナリスト協会会員。
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